2019年12月11日 (水)

ブライドルレザー 【天ファスナーブリーフケース】

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長らく製作日記にお付き合いいただいてありがとうございました。

ほぼ全ての行程を一人で手作業で作っていると時間のかかる地味な作業が多くてあまり面白みがないかと思いますが、自分で鞄を作ってみたいと思ってる方もオーダーを考えている方も、ご自身の興味にあわせて参考にして頂けたら幸いです。

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15年ほど前に鞄を作らせて頂いて、その鞄は私でもビックリするほど気兼ねなく酷使されたせいで(笑)だいぶクタビレてきたので新調される事になりました。

結構な荷物を持ってあちこち飛び回るお客さんなので丈夫である事が第一条件。サイズも一般的なモノより一回り大きく革も耐久性のあるブライドルレザーを採用、内容物の重さを見越して底板も強化し持ち手も極太仕様になりました。

これからどんな表情に変わっていくのか愉しみです、仕事のパートナーとしてバリバリ働いてもらいたいと思います。

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2019年11月22日 (金)

ファスナー

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ファスナーの長さを調整する前にスタイダーの引き手を作ります、今回は南京錠を通せるカンの付いたスライダーを使うので手順的に引き手が先になります。

ファスナーはYKKエクセラ・ダブルの5号を準備しました、ファスナーの長さを調整したあと上下止めを留めるには以前作った留め具を使います、ピンポイントで狙った箇所だけを打て他のムシに干渉しないので断然便利です。

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一緒に南京錠にの胴にもすくい縫いで革を巻きます。

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2019年11月18日 (月)

持ち手#3

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持ち手の仕上げ、チリを落としてコバを磨きます。芯を巻いてるところはステッチから1.5〜2.0mm間隔で、先端は3mm程度の間隔です、手がかかる部分はコバが出過ぎてると邪魔になるために間隔を変えてあります。

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最後に蜜蝋で仕上げて終了、「コバの磨きはどこまでやれば正解なのか?」と生徒さんからも質問されます。確かに縫ってあれば道具としての用途は満たすんですけど、コバはダメージを受けやすい箇所でもあるのでヤスリで磨き上げてフノリや蝋で固めてあげる事によって美観だけでなく補強の意味にもなります。またお客さんから納得して頂く為にもコバの仕上げは手が抜けない仕事です、スベスベに仕上がったコバを触ってみて下さい。

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2019年11月17日 (日)

持ち手#2

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持ち手本体の製作にかかります。角カンを巻く部分には薄く漉いた共革を当てて補強します、鞄の重さが一手にかかり稼働もする箇所なので特にダメージを受けやすい部分です、使ってるうちに伸びたり裂けたりしないよう「持ち手の気持ち」になって仕立てましょ〜。

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先日作った芯を巻いて縫い進めます。

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2019年11月16日 (土)

まずは持ち手

まずは持ち手、正確には持ち手の芯から

お客さんが普段使っている鞄を見せてもらったら珍しいくらい太い持ち手で、同じくらいの太さをご希望なので芯の成型から始めます。Img_2873

最終的に断面を10×12mm程度の楕円形の棒に仕上げたいため、断面が5×12mmになるようにブッテーロの厚みを調整し貼り合わせて4本切り出します。

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それぞれを包丁とヤスリを使ってカマボコ状に成型、

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そのカマボコを貼り合わせ楕円になったところ、更にカンナとヤスリで形を整えて終了です。

ヒモの芯は柔らかくて、ゴム芯は硬化して折れる事があったり、市販品ではその時々の用途に合った素材、太さ、断面の形状が選べないのです。今回のはしっかりと書類が入る鞄でその重量を支える意味と、通常よりも太い持ち手が希望ということで銀付きの革を貼り合わせて成型した芯を使用します。

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2019年11月15日 (金)

白い・・・

今度製作に入るブライドルレザー。

届いた革の梱包を広げてみたら白い、、、グリーンのはずなのに白い。。。

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作り始めてから大きな傷が見つかって作り直しにならないよう、目を皿のように確認してトラウマに負けないように進めます。

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2019年11月10日 (日)

Abbastanza bene

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この前作った銀面荒らし具、生徒さんにも使ってもらったところまずまずの評価です、なかには嫌いだった荒す行程が相当楽になると絶賛してくれる人もいて作った甲斐がありました。その場でひらめいた勢いで作ったのでまだ完璧とはいきませんがとりあえず”abbastanza bene”といったところでしょうか。

使いながら改良点を見つけて修正していくのが職人道具ですので、使ってみた感想ご意見はドシドシお伝えください。

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2019年11月 8日 (金)

ワインハイマー・トルソー

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ワインハイマーと言えばワープロラックスやボックスカーフが有名ですが今回は”トルソー”

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ずいぶん前に問屋さんでワープロラックスを見に行った時、こんなのもあるんですけどイマイチ知名度がなくて、、、と紹介してもらったのがこのトルソー。

ワープロよりすこし柔らかいというかしなやかな革肌と、きめの細かいシボと柔肌に一目惚れでした。いつかこれで何か作りたいなと思ってたところ、問屋さんが取り扱いをやめると言うので慌てて数枚仕入れて棚に寝かせてるもの。このご注文にはトルソーでしょ!という時にお薦めしてます。

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2019年11月 4日 (月)

改訂版ラウンド長財布

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型紙を大幅に見直したラウンドファスナー完成しました。

表胴に仏・RemyCarriatのシュリンクレザー、内装には独・Perlingerのノブレッサカーフを使用しています。今回は全部の行程でコバをへり返して仕立てました、切り目も返しもそれぞれの良さや好みがありますので、ご自身のスタイルに合わせてご注文・ご相談いただけたらと思います。

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2019年11月 2日 (土)

六本木にて

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六本木で開催されている「エルメス 夢のかたち」展を観賞。個人所蔵のオーダー作品を紹介する展示で興味をそそる作品がずらりと並んでます、ディスプレイも凝っていて楽しい展示でした。

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お隣の六本木ヒルズでは「バスキア展」も開催中でこっちは来週観に行きたい。

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