2019年10月 8日 (火)

ライニングいろいろ

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最近使っている裏地素材の山羊。1枚が50〜60デシと小さいため鞄など大判で取らなければならない場合は向いていませんが、牛よりも摩耗性が高いので財布など小銭やカードの硬い物を収納する裏地として優れています。

しかし0.4〜0.5mm位にベタ漉きしてもらうため、刃が引っ掛かって穴が空きやすいと漉き屋さんには結構嫌がられます。。。

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化繊の裏地って破れることがありませんか?革は作る側に手間がかかりまけど断然持ちがいいですよ。

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そして今回新しく仕入れたのは上の仔羊、なるべくマットな方が良いというお客さんのご希望で仕入れました。

山羊より更にマットで柔らかい仕上がりになってます、キメ細かい仔羊の革肌は相変わらず触り心地が良くて、定番として仕入れるのもアリかと思ってます。

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2019年9月27日 (金)

懐紙入れ

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お茶席での必需品、男性と女性で懐紙のサイズが異なるので2サイズを製作しました。

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それぞれ懐紙ポケットの前面には菓子切りを納めるポケット、女性用のもう片方は扇子が納まる浅めのポケットを、男性用は袱紗が入るように少し大きなポケットにしました。ポケットのサイズは調整可能ですのでご自分の使い方によって選んで頂けます。

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使用した革は女性用がワインハイマー・トルソー、男性用はアルラン・シュリー。

トルソーの方は元々お気に入りの革だったのですが10数年前に問屋さんが取り扱いをやめる際にまとめて仕入れておいた物、今回のイメージにちょうど良かったのでお薦めしました。

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2019年9月25日 (水)

これは何?

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お茶席での必需品です。

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2019年9月21日 (土)

スマートウオレット/sully

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コインケースは別で持つと言うことで両面がカードケースになったスマートウオレットを製作、サンプルの品はタンニンの型押しで製作した物で今回はフランスの山羊を仕様。同じ形に仕上げるとしても革によって方法が変わります、だいぶ肩の凝る細かい仕事でしたが喜んで頂いて何よりでした。

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ありがとうございます。

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2019年9月20日 (金)

久しぶりにワルピエ・マレンマ

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少し前に自宅用に作ったメモパッドが結構便利なので、アトリエ用にサイズを改良して作り直す。

素材は随分前にお客様の注文で仕入れたワルピエのマレンマ、少し余ってたこれを久しぶりに使ってみて改めて良い革だなと感じました。

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ブッテーロと同じタンナーなので鞣しの技術は言わずもがな、そこにオイルをたっぷり染み込ませたプルアップレザーと呼ばれる革。写真のように床面から指で押したり曲げたりするとオイルが革の繊維の中を動いて白っぽくなります、これによって十分な経年変化が楽しめる訳で、年中革に頬擦りしてるような革好きには特に気に入ってもらえると思います。

ワルピエの革は他に似た革を探そうと思ってもなかなか見つかりません、見た目が似てても触っただけで違いが分ります、シンプルな仕上げの革なのにここまで特別感を出せるのは手間隙を惜しまない仕事の賜物なのでしょうね。

個人的にはこの革の香りも大好きで、届いた革を梱包から解く度にひろがる香りが愉しみです。

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2019年9月14日 (土)

スマートウオレット製作中

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サンプルで置いてあるスマートウオレットの仕様を少し変更して作ってます、今回は山羊を使いますので仕立て方も革に合わせて変えながら進行してます。

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0.3mmから0.8mmまでコンマ1mm単位で各部の厚みを調整して先端0漉き、負荷がかかる部位の補強など、小さい作品はより神経を使います。細かい作業で固まった肩を解しながらの製作です。

〜明日日曜日はお休みを頂きます〜

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2019年9月13日 (金)

週末は富士見2丁目のお祭り

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今夜は中秋の名月だそうですがあいにくの曇天、しかし週末はやっと涼しくなりそうで何よりです。

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そんな週末は飯田橋・富士見2丁目のお祭り、今夜が縁日で土曜日には神輿が出ます。

結構立派な御神輿ですのでお近くに来られる際は探してみて下さい。

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〜otohaciは日曜日お休みをいただきます〜

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2019年9月 8日 (日)

ランドセルその後

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先日真っ二つになったランドセルは生徒さんの手によって少しづつ解体され、各部の素材や厚みや芯材の種類など克明に観察されました。

革の漉き方や補強の使い方、場所によって芯材の素材や厚みが変わってたり、見ただけでは気付かないことを沢山発見したようです、調べれば調べる程よく考えられて作られてることが分ります。「ランドセルって凄いな〜」と言う率直な感想を何度も呟いてました。

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今回の研究を今後の製作に活かしてもらいたいですね、お疲れさまでした!

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2019年9月 6日 (金)

ランドセル真っ二つ

お知り合いからお子さんが6年間使ったランドセルで記念に何か作れませんか?と依頼を受け、財布とコインケースを製作し無事納品し、その対価に残ったランドセルを受け取った生徒さん。

そのランドセルを解体し構造を調べようと言うことで、ちょっと気が引けますが、、、おもむろにノコギリを手に取ってランドセルを真っ二つ!

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こういう時は躊躇せず一思いにやってしまう方がランドセルにも失礼がないかと。。。

教室で作業してた生徒さん達は何事が始まったかと、さすがに驚いてました。

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2019年9月 4日 (水)

新しい革包丁入荷

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先日刃物問屋さんが営業に来て、新しい包丁を紹介して頂きました。

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まずは刃裏、一般的な包丁の裏面(鋼面)は平に仕立ててあって使い始める際に裏研ぎをしてから表の刃を付けます、でもこの包丁は刃先が厚く盛り上がっていて段差が付いていて(光ってるところが厚みがあります)先端部分だけ鋼が厚く乗ってる状態。なのでまずはこの部分だけ裏を出して使い始め、刃が短くなったら手前の部分を改めて裏研ぎをするという形になってます。先端は元々かなり奇麗に仕上げてあるのでそのままでも充分な切れ味でした。

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パッと見たとき刃が曲がって柄に取り付けてあるのかな?と見えますがこれはわざと角度を付けてるそうです、従って中子(柄の中に入ってる部分)も刃から直線ではなく首の部分で折れた形状なんですね。

細かい感覚ですが包丁を引く時や研ぐ際に、このちょっとした角度が使いやすく感じます。

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そして刃の挿し方、柄を縦に割って断面に中子の形にくり抜いてから刃を挟んで止めているので、隙間がなく口金がなくてもガタつかず緩まないところも丁寧です。

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鋼はダイス鋼、元々が仏像などを彫る彫刻刀を作ってるの会社なので刃の材質には拘りがあるそうです、手入れもし易く切れ味はかなり良いです。

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教室の生徒さん方にも好評でした。

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