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2006年9月30日 (土)

革肌恋しい(小物いろいろ)

P1010057 8月もお盆を過ぎた頃から、注文が多くなりました。やはり秋が近づくと「革肌恋しい時季」なのでしょうね。

小物から鞄まで、ご注文頂いているのですが、私の作業上の都合から9月は財布を集中的に作りました。定番シリーズから新型まで、人によっては様々な要望があり、今回も色々と勉強になりました。一部ですが写真にて紹介させていただきます。

ご注文いただいた皆様、誠にありがとうございました。また、お待ちいただいている皆様、いま少しのご辛抱をお願いいたします。

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2006年9月26日 (火)

六代目!!

Photo

いよいよ今月から「六代目柳家小さん襲名披露興行」が始まり、私も早速出掛けて来ました。このところ落語ネタが続きますがお許しください。お祝い事ですので・・・。

さて、六代目が高座に現れると会場は割れんばかりの拍手、紋付袴が何とも美しくその姿からは並々ならぬ風格、五代目との思い出話しから「大工調べ」へ、気が付けば身を乗り出し、高座に見入る私。幕が下りた後はただウットリと、そしてタメ息、タメ息、タメ息・・・。素晴しい襲名披露でありました。

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2006年9月23日 (土)

秋の便り

P1010050 9月も末になりすっかり秋らしくなってきました、今この辺りではキンモクセイの花が盛りを迎えています。夏の間サボッていた自転車で朝晩の通勤途中、そこかしこかで良い香りに包まれ清々しい気持ちにさせてくれます。普段は気にも留めない金木犀が、一年にこの時期だけ精一杯自己表現をし、秋の空気に華やかな彩りを添えてくれているようです。

刻々と深まる秋の気配、季節の移ろいに思いを馳せる今日この頃でありました。

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2006年9月19日 (火)

いっぱいの夜

P1010043 週末、神楽坂上の赤城神社にて例大祭が行われ、otohaciのある矢来町でも神輿を出し、子供達が元気良く町内を練り歩く姿が何とも良い情景でした。私は祭りとなればやはりお酒、仕事を終え赤城下町生まれの友人と、いつもの居酒屋さんで一杯のつもりが・・・気がつけば閉店まで、たっぷりイッパイの夜。

P1010047 月曜は、上野鈴本演芸場へ9月中席の番組は「若手真打花形競演」という企画で、今後が期待されている若手真打さんの噺を聞いてきました、白酒さん、菊之丞さん、三三さん、そして初トリの甚語楼さんと見所、聞き所いっぱいの夜でした。写真は番組表の表紙、浮世絵師、鳥居清光氏の作。

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2006年9月 6日 (水)

長財布

P1010016 P1010019_3 長財布はスーツやジャケットの内ポケットにしまう方が多いので、スリムに作ることを心がけています。

革を0.5~1,0mmの厚みまで、それぞれのパーツに合わせて薄く漉き、さらに重なって厚みの出てしまう部分は包丁で手漉きします。時間もかかり神経を使いますが、きれいに仕上げるためには必要な作業です。

190mm×95mm(折りたたみ時)カードポケットが12枚分、2cm幅のマチがある札入れと、サイドポケットが一つ。表革は、英ブライドルレザー、伊ブッテーロ、内装はブッテーロのヌメを使用しましたが、表革と同じ革で仕立ててもシックで良いですね。

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