長財布はスーツやジャケットの内ポケットにしまう方が多いので、スリムに作ることを心がけています。
革を0.5~1,0mmの厚みまで、それぞれのパーツに合わせて薄く漉き、さらに重なって厚みの出てしまう部分は包丁で手漉きします。時間もかかり神経を使いますが、きれいに仕上げるためには必要な作業です。
190mm×95mm(折りたたみ時)カードポケットが12枚分、2cm幅のマチがある札入れと、サイドポケットが一つ。表革は、英ブライドルレザー、伊ブッテーロ、内装はブッテーロのヌメを使用しましたが、表革と同じ革で仕立ててもシックで良いですね。