西麻布 太陽祭

太陽祭　西麻布二丁目の飲食店が中心となり、毎年11月3日（文化の日）に開催されるお祭りです。

隠れ家的なお店が多い界隈ですが、この日は昼からお店を開けて、屋台を出したりイベントを催して地域の方や、お客さんと一緒に楽しもうという企画で今回で6回目になるそうです。普段は西麻布に馴染みのない方も、この機会にお気に入りのお店を開拓してみてはいかがでしょう。

私も当日は、お店を休んで『mengelmoes（メンゲルムス）』というＢａｒにてお手伝いをしてますので、お時間のある方は遊びにいらしてください。

印刷解体

先日このブログにトラックバックをしていただいたジェンマさんの「ジェンマのとんぼ玉」を拝見したところ、『印刷解体 vol,3 LAST』なる催しを知りました。活版印刷に使われていた活字をバラ売りしてるとのことで、ジェンマさんの写真を見ていたらチョッとしたアイデアが、早速ロゴスギャラリーにて otohaci のロゴを購入して革に打ち付けてみたところ思わずニンマリ、きれいに刻印されました。革用の刻印ってなかなか気の利いた書体が無いんですよね。今製作中の鞄にはこの刻印を入れる予定です。ジェンマさんに感謝。

鞄サンプル

鞄の注文を頂くと、お客様には色々なご要望があります。何度か打ち合わせを重ねた後、それらの要望を基に原寸でサンプルを製作します。革の床面（革の裏側、商品に出来ない部分）を使い各部のサイズ、内装の仕様などを実際の鞄と同じように組み上げ、出来上がりをイメージしていただきます。

このサンプルを作る作業が意外と時間のかかるもので、お客様とっても根気が要ると思いますが、世に一つの鞄を楽しみにお待ちいただければ幸いです。

矢来町

otohaciの所在する、「新宿区矢来町」この辺りは連休になると途端のんびりした町に変わります。平日は仕事中の方々が足早に通り過ぎるお店の前も、ＧＷやお盆になると静かで長閑なご近所さんの散歩道に、これはこれで良い風景です。

この矢来町という町、神楽坂に近いので一般的に神楽坂と呼ばれることが多いのですが、落語家の古今亭志ん朝さんが住居を構えていて「矢来町の師匠」と呼ばれていたことや、作家の開高健さんが「牛込矢来町のＳ社」として新潮社での思い出話を綴っていたことを思い出され、私にとっては大変魅力的な町です。

という訳で、志ん朝師のＣＤを聞きながら仕事に励む３連休でありました。