先日買った中の1枚、『アルバート・キング/I'll Play The Blues For You』’72。バックバンドには相当うるさかったらしい御大、それぞれのアルバムに名だたるミュージシャンが参加していますが、このアルバムのバックは《バーケイズ》&《メンフィスホーンズ》と主役なしでも充分成り立つ豪華な面々が後ろを固めています。バーケイズのソウル・ファンクの土俵に御大が乗っかったイメージ、出だしは抑えた印象ですがそれがメリハリの利いた演奏を生み出し徐々にアルバートワールドへ、終盤にはやはりブンブンのパワーチョーキングで圧巻の1枚。