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2007年11月30日 (金)

あと一歩

P1010015_2P10100513_3  只今進行中の鞄、外装が終わりこの後内装と一緒に口周りを縫えば完成です。外縫いの場合は縫い終わってから磨きの作業があるのですが内縫いの場合は先に磨いておき縫ったら終わりになります、ここまで来たらホントにあと一歩ですよ。

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2007年11月28日 (水)

焼印

P1010017 お客様からotohaciの意味をよく聞かれます、ただ「おとはち」と言われてもサッパリ分かりませんよね。この「おとはち」は私の実家に由来してます、私の実家は米どころ新潟県の魚沼市というところで実家も少ないながらコシヒカリを作ってます、初代が音蔵という名前でその後何代か続くうちに音七という屋号になったそうです、私はこの屋号を気に入っていたので自分で仕事を始める際に頂こうと思ったのですがそのままでは芸が無いので「七」を末広がりの「八」に変えて「音八」にしました、そしてお店を開くにあたり「otohaci」とローマ字表記にしたという経緯です。

写真の焼印は実家に伝わっていた物を最近父親が紛失したらしく、私が道具を買っている金物屋さんに作ってもらった「音七」の焼印です。

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2007年11月18日 (日)

万年筆

P10100603 とうとう手にしてしまった万年筆、ペリカンスーベレーンです。今年の春、近所にお勤めのN氏からご注文いただいたペンケースから始まり教室の生徒さん、ブログを見て注文に来られるお客様と話をしながらどんどん引き込まれてしまい、私も一生付き合える一本をと思い込んだ次第です

購入にあたってはN氏がお父さんの代からお世話になっている方を紹介してくださいました、そのお店のご主人は物好きの自己満足ですがと自嘲しながらも懇切丁寧に自身の信念を聞かせてくれ、私はその想いの深さに感銘を受け店を出ました、今時の商売とは少し違うのかも知れませんがこんなに気持ちの伝わる買い物は実に久しぶり。人生の先輩からまだまだ学ぶことがある、足元を見つめ直す機会を貰ったことにも感謝したひと時でした。

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2007年11月16日 (金)

居残り仕事

P1010028 今日木曜は鞄教室の日、普段なら後片付けをして帰るのですが仕事が残っているためひさびさに日付をまたいでしまいました。今取り掛かっている鞄が思ったより手間取ってしまったのです、私の段取りが悪いのかな?当店のお客様はあまり納期にこだわらない方が多いようですが私がそこに甘えてはいけません。「悠々と急げ」という言葉がありますが今は「焦らず急げ」で頑張ります、明日の朝起きれなければ意味ないんですが・・・。

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2007年11月11日 (日)

今週の教室

P1010013 トートバック完成間近。内袋を落とし込み口周りを縫えば完成です、時間は掛かりましたが楽しみですね。

P1010025 こちらはブリーフケース製作中。持ち手の芯を削りだしたところ、この作業は慣れないと難しいのですがきれいに成形されています、この芯に革を巻き上部と下部を縫い合わせるのですが上手くいくでしょうか。

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