シュランケンカーフを広げてみたら、背骨のど真ん中につむじの様な渦巻きが。
傷や虫刺されの痕が残って事はあるのですが、背骨の上を渦を巻くように皺が寄っているこんな状態は珍しいです。
顔料をベッタリ乗せれば傷や皺はある程度隠せます、でもシュランケンカーフは薄化粧なので地肌の状態が表皮に直接現れます。大判を取りたいのに虫刺され痕が入ってしまったり、中途半端にトラが被ってしまったりで取り都合はかなり悪い革です。でもその苦労を補って余るほどの魅力がある革であります。
はたまた牛の皮膚にもミステリーサークル的な謎が潜んでいるのかも。。。