視覚障害の方と革のワークショップ #2
今回は本番のワークショップを開催する前のたたき台として、普段私達が行っている作業工程を一通り経験して頂き、皆さんからアドバイスを頂くトライアル的な試みになっています。
コバ面をヤスリで整えてからフノリで磨き、ネンを入れてコバを仕上げました。
コバから5mm内にネジネンでガイドラインを引き目打ちを打って頂いたのですが、さすがにこの行程は判断が難しいとの事でしたので、
急遽1.5mm厚のボンテックスにハトメ抜きで縫い目を示す穴を開けた型紙を作りました、これにより型紙を革の床面に両面テープで固定してその段差に沿ってカッターで裁断したついでにポンチで縫い目も開けれる訳です。
縫い穴のピッチや大きさは改良の余地がありそうですが、私達も皆さんから意見を聞いて色んなアイデアが浮かんできました。
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それにしても皆さん物知りでお喋り好きで話が盛り上がりすぎてお互い作業を忘れることもしばしば、そのおかげで想定より余計に時間がかかってしまいますが、、、彼らの様な視覚障害の方とふれあう機会がほとんどなかった私ですが普通に楽しませてもらってます。
次回は1ヶ月後にお会いしましょう、また様子をレポートします!
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