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2019年10月31日 (木)

Halloween

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今年も残すところ2ヶ月、気を引き締めて頑張りましょ。

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2019年10月30日 (水)

10月手縫い鞄教室

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小さいスマートウオレット作りました、ペイペイにも登録したそうでキャッシュレスの時代はこれくらいのサイズで十分なのかも知れません。経過のご感想もお聞かせください〜。

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ダレス進行中、ヨコ底マチを縫い合わせたら仕切りを包んで縫います、さらに前背胴を縫い合わせてからコバの磨きに入ります。写真を観てるだけでも手間のかかる仕事が伝わります。

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次の課題に取り掛かる前の気分転換に調度良いみたいで結構人気のあるバッグインポーチです、こういうポーチは幾つか持っても使い勝手が良いので重宝しますしね。

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雑誌で見つけたスマートカードホルダーの試作がすんだので、修正を加えながら本番の製作に入りました。

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柔らかめの牛と仔羊の2タイプ、両方黒なので写真では見分けづらいですが触った感じは別物でそれぞれ特徴がある手触りです。コバはあえて深めの緑に塗ってお洒落に仕上がりました。

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ファスナーハンドバッグ製作中、しっかり話を聞いて細かい作業も丁寧にこなしてくれるので大変助かってます。まだまだ続きますが頑張って進めましょう。

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自由課題で製作したショルダーバッグ、肩に担ぐと口が締まる仕組みで背胴のポケットやストラップを取り付ける細かいサイズ出しまで熟考を重ねて進めました、見るからに使いやすそうで羨ましい鞄です。

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先月から入会された生徒さんの菱キリの柄が長過ぎて手に余ってる様なのでお尻を切って調整しました、長く使う道具ですので使いやすく加工する事も大切です。

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そしてまずは包丁カバーを製作、チョット経験があるらしくとても奇麗に仕上げました、基本の作業を正確にできるようになると上達も早いと思います、これからも宜しくお願いします。

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腕時計を収納するケースを製作中、なかなか様になってます。時計を巻くクッションやホルダーや蓋を閉じる仕組みなど、まだまだ細部を詰めなければですがせっかくいい感じになってるので気長に頑張りましょう。

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カードがそれほど多くないとの事で、コインが取り出しやすいタイプの長財布をブライドルレザーで作りました。手際が良くてスイスイ進められてあっという間の完成でした、どなたへのプレゼントでしょ??

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2019年10月29日 (火)

改訂版製作中#4

胴の表革を準備します。

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今回はスペインとの国境に近いフランス南西部のタンナー"Remy Carriat"の"Lagun"を初めて使います。肉厚なのに手に吸い付くようにしなやかな革で鞣し技術の高さをうかがわせます。

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こちらも内装と同じくへり返すためコバを漉いてR部を先端0へ、更に一周目打ちしておきます。

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2019年10月28日 (月)

一休み。。。

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スコットランドへ旅行した方かのお土産、私も大好きなアイラ島のボウモアのミニチュアボトル。

酒場が好きなのであちこちの酒場へ顔を出してるとスコットランド旅行の話を良く聞くんです、その度「自分もいつかは!」と心に誓っています。

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今日は年に一度の健康診断でそれに備えて昨夜は休肝日にしたので、今晩は心置きなく呑んで良い日なんです。

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2019年10月27日 (日)

改訂版製作中#3

コインポケットと札入れのマチの取り付けへ、

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コインポケットのマチと札入れのマチを貼って縫ってから、コインポケットの底部を縫い合わせて内装が完成。

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今回はクロムレザーを使ってる事もあり全てのコバをへり返しで仕立ててます、コバ漉きの加減や先端0が上手くいかないとへり返しが直線にならなかったり極端に厚みが出るのでそこのところ慎重に。

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2019年10月26日 (土)

改訂版製作中#2

次はカードケースとコインポケット。

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カードポケットの下段とコインポケットを一体にしてお札が下からコンニチハしない仕組みにします。

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コインポケットのファスナーと裏地を貼って縫い合わせます、かなり長くなるので縫いづらいですね。。。

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2019年10月25日 (金)

カナダからの土産

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2週間のうちに”東京→カナダ→東京→スイス→東京”とハードな出張帰りのお土産頂きました。

「カナダから・・・」で始まると「ラブレター・フロム・カナダ」と即答する人、もう少数派かも知れません。私もドンピシャ世代ではないですけど「手紙」と言ったら「カナダ」、「飛んで」と言ったら「イスタンブール」が条件反射で出てくる年ごろです。

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にしても最近の大雨・台風には参りますね、今日の東京は大雨、明日は25℃の暑さになるようです、被害があった地域でも早く穏やかに過ごせる日がきて欲しいと願います。

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2019年10月24日 (木)

改訂版試作中#1

ラウンドファスナーの改訂版を製作中。

内装はペリンガーのノブレッサカーフと先日仕入れた山羊、芯材にはボンテックスの0.4mm厚を使用します。

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胴の内側に来る部分、原寸に裁断したボンテックスのカードポケットと重なる下部に0.3mm厚の山羊を、見返し部には0.8mm厚のノブレッサを重なり部分を薄く漉いて貼り合わせます。

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マチの表(ノブレッッサ)は0.3〜0.4mm厚で各部の0漉きをしてから、裏地の山羊も0.3mm程度に漉いて貼り合わせました。

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2019年10月22日 (火)

冷たい雨の休日

 

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金木犀の香りが漂い始める季節になりましたが、即位の礼が執り行われた本日はあいにくの冷たい雨。

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台風の災害が立て続けに起こった最近は気が滅入ります、”花楽里”さんの店頭には前回の募金の報告と今回の台風被害のための百合の花が並んでました、それぞれが自分の出来る支援を考える機会ですね。

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一杯呑みながらそんな四方山話にふける今日この頃。

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2019年10月19日 (土)

見直しの時間/ラウンドファスナー長財布

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少し前からラウンドファスナーの作り方を大幅に見直そうと考えていたところ、ちょうどご注文を頂いたのでこのタイミングで改訂版を作ります。

構想は練ってあるので型紙を製作して試作品を作り、その上で革の厚みや漉きの加減、芯材や貼り合わせる際のクセなど諸々の最終チェックをしてから本番に取り掛かる予定です。

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2019年10月18日 (金)

恥ずかしい記憶

20数年前、鞄の勉強をしながら金具も自作したいと思って原宿のジュエリー専門学校の夜間コースへ通ってまして、デザインや技法の勉強にカルティエの図録を良く観ていたんです、先日カルティエ展を観覧しながらそんな頃を思い出しました。

「この石どうやって留めてんの?」「こんな原型人間の手で作れんのか!?」とか、ウルトラメゾンのスペシャルな腕を持った職人さん達が心血を注いで仕事してる訳ですから私とは天と地以上の差があるわけですけど、「自分でも出来んじゃない!?」と思い込めるんですから今思い出すと根拠のない過信って恥ずかしい。。。

そんな私も革に携わり始めて30年弱、独立して13年、自分の足元を見直す良い機会だった様な気がします。

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2019年10月16日 (水)

ヒラメイタ、銀面荒らし工具

教室の最中生徒さんが、ネットで便利そうな銀面荒らし工具を見つけたと言うので、どんなものか話を聞いてたらパッと閃きました。

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鞄の帯鉄を作った際に余った端材の鉄に、彫金で使う毛彫りタガネで目を立てて、

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バイスに挟んで調度良い角度に曲げたら良いんじゃないか?と。

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銀面を擦ってみたところ奇麗に荒らせてます。

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ついでに細いパターンも真鍮の端材で製作、こっちも奇麗に荒らせました。

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20数年前に鞄の金具を自作したくて彫金の夜間学校に通ってた頃に作ったタガネがこんな機会に役に立つとは!何事も無駄にはならないもんですね。作業効率がバツグンの上がる新しい便利道具です。

 

 

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2019年10月14日 (月)

「Cartier:時の結晶」展

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寒々とした秋雨の本日は「カルティエ展」へ

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「技術を隠すことが芸術の完成である」とはギリシャの詩人の言葉(だった様な、、、)。どれをとっても素材の美しさを追求した素敵な作品で、観覧しながらそんな言葉を思い出しました。

100年前に作られた物から近年の作品まで個人の所蔵も含めて、これだけのコレクションが一堂に会する展示は貴重ではないでしょうか、是非ご覧下さい。

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2019年10月11日 (金)

台風接近のため12日(土)臨時休業させて頂きます

今回の台風もかなり強い勢力が予想されてます、晴れの特異日「体育の日」近辺にこんな天候は皮肉ですけど、安全に配慮してお過ごしください。

明日12日(土)は臨時休業とさせて頂きます。

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この前の台風の時は1階のお店の窓ガラスが割れてしまったので、念のため窓辺の物を避難させてから帰ります。

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今夜は「後の名月」十三夜、月は拝めそうにありません。。。

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2019年10月 8日 (火)

ライニングいろいろ

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最近使っている裏地素材の山羊。1枚が50〜60デシと小さいため鞄など大判で取らなければならない場合は向いていませんが、牛よりも摩耗性が高いので財布など小銭やカードの硬い物を収納する裏地として優れています。

しかし0.4〜0.5mm位にベタ漉きしてもらうため、刃が引っ掛かって穴が空きやすいと漉き屋さんには結構嫌がられます。。。

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化繊の裏地って破れることがありませんか?革は作る側に手間がかかりまけど断然持ちがいいですよ。

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そして今回新しく仕入れたのは上の仔羊、なるべくマットな方が良いというお客さんのご希望で仕入れました。

山羊より更にマットで柔らかい仕上がりになってます、キメ細かい仔羊の革肌は相変わらず触り心地が良くて、定番として仕入れるのもアリかと思ってます。

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2019年10月 5日 (土)

カマキリの季語

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靖国神社を見下ろして悠々と歩くカマキリ。

ところでカマキリにも季語があるそうで、成虫になったカマキリは蟷螂「とうろう」と詠まれ秋の季語だそうです、風流ですなぁ。

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とはいえ本日、東京の気温は31℃、、、秋と言って良いのだろうか。。。

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2019年10月 4日 (金)

千葉の花、今週も

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10月に入ったのにいまだTシャツで過ごしてるのは私だけじゃないはず、まだまだ暑いですね〜。

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今週も「花楽里」さんの店先には千葉の花が並んでました。

 

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2019年10月 2日 (水)

9月鞄教室

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ラウンドのハンドバッグ。ショルダーの取り付け方や持ち手のサイズなど、自分の使い勝手に合わせてアイデアを出しながら製作しました。

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奇麗な色味の山羊革でバッグインポーチを製作。R部のへり返しを均等にシワを寄せながら上手に貼れました、こういう細かい作業が得意だったんですね、新たな発見でした。

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とあるブランドのシンプルなカードケースに触発されて試作を重ねてます、一見簡単に見えても綿密な計算の元に作られてるところは、実際に作る立場になると気付くところがあります。

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ベージュの山羊で久しぶりにご自分用のバッグを作りました、必要な身の回り品が入って斜めがけが出来るこのくらいのサイズ感は嵩張らず使いやすそうです。

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生徒さんでも愛用してる方が多いざっくりトート、落ち着いた焦げ茶の革にピンクのステッチは市販品ではなかなか見れませんけど、これが良いアクセントになってます、センスですね。

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時計ベルト完成。普段より一層精密な作業が求められる時計ベルト、細かく修正をしながら無事に完成しました、お疲れさまです!

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息子さんからのリクエストでブライドルのトートを製作中、最近家族からの注文が多いと愚痴りながらも楽しんで進めてます。よね?

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最近サンプルに加わったカードを挿せるボックスコインケースを製作、私も使い始めましたけど使いやすくて便利です、お薦めです。

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ダレスの口枠、前胴側と背胴側で革の巻き方が変わったりR部の革の寄せ方など意外と難しいところがありますが奇麗に仕上げてくれました。

 

 

 

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