恥ずかしい記憶
20数年前、鞄の勉強をしながら金具も自作したいと思って原宿のジュエリー専門学校の夜間コースへ通ってまして、デザインや技法の勉強にカルティエの図録を良く観ていたんです、先日カルティエ展を観覧しながらそんな頃を思い出しました。
「この石どうやって留めてんの?」「こんな原型人間の手で作れんのか!?」とか、ウルトラメゾンのスペシャルな腕を持った職人さん達が心血を注いで仕事してる訳ですから私とは天と地以上の差があるわけですけど、「自分でも出来んじゃない!?」と思い込めるんですから今思い出すと根拠のない過信って恥ずかしい。。。
そんな私も革に携わり始めて30年弱、独立して13年、自分の足元を見直す良い機会だった様な気がします。
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