何の教室??#2
トランクを製作中の生徒さん、トランクのフタ裏へゆがみ防止と補強の為に取り付ける芯材を作ります。
胴と重なる部分のため厚みのある芯は向いてません、比較的薄くて形状を保つには「焼き入りリボン鋼」です。元々焼きが入っていて曲がらないし刃が立たないので、まずは曲げたり穴をあける部分の「焼きを戻して」あげます。
それぞれの位置をドリルで穴をあけたりバイスで曲げたりのを処置をして、
処置が済んだ各部に改めて「焼きを入れて」完成です。
革と平行してバーナーを使ったり鉄工まがいの作業が難しい時もあるんですけど、周りの生徒さんも興味を持ってくれて面白い作業でした。
先日の「ガリガリ棒」に続いて「何の教室なんだ?」と思われそうですが、一口に「革鞄を作る」と言っても色んな要素が組み込まれてる事をわかって頂けたら更に製作の幅が広がると思います、お疲れさまでした。
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