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2020年10月30日 (金)

10月手縫い鞄教室・後編

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定番型のボディーバッグをサイズアップして通勤にも使えるメッセンジャーバッグを作製、型紙の変更は鞄の構造を理解する良い機会にもなりますね、良く出来てます。

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長い距離を縫ったり磨いたり単純作業が多い課題ですが、1m以上の長さを1mmの誤差もなく幅を揃えて正確に裁断したり芯材やループの作業など、意外と精密な仕事でもあります。

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拝み合わせ縫いの課題でティッシュボックスケースを製作中、それぞれの辺の目を合わせて目打ちして斜め45°漉きをします、包丁も良く研げていて飲み込みが早い生徒さんは難なくこなしました、さすがです!

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教室で作る持ち手はゴムや鉄の簡易的な芯を使わず、重ね合わせた革を削りだして成形します、この行程が持ったときに重さを分散したり手に対しての負担軽減にもつながります、手縫いの技術だけでなく緻密な包丁さばきも重要になります。

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たまにはこんな作業もあったりします、バングルに使う鉄芯を手首のサイズに合わせて糸鋸で長さを調整してヤスリがけしてます。好奇心旺盛な生徒さんが多いので革以外の仕事も楽しんでチャレンジくれます。

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年代物の愛用ぐい飲み専用の革ケースを作製しました、来年はお弁当を持って桜の下で美味しい日本酒で一杯やりたいですね〜!

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ネイリストの生徒さんが教室の生徒さんにコバ磨きに使える板ヤスリを差し入れしてくれました。大人気のプレスバターサンド、包装紙もカワイイ巣鴨名物の最中、ワインにも合うダニッシュキャラメリゼ、秋山さん家の秋茄子、北海道のまろやかカマンベール、以前通ってた生徒さんから届いた愛知県の純米大吟醸!!!

みなさまありがとうございました!!!

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2020年10月28日 (水)

ノブレッサ紳士ベルト

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縫い上がり。

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独・ノブレッサカーフ&イタリア製真鍮バックルで製作した紳士ベルト、型押しのノブレッサと起毛させた裏地が上品な雰囲気を醸し出してます、まさに紳士の必需品。ありがとうございました。

 

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2020年10月27日 (火)

展示会シーズン

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気がつけば世間は展示会シーズン、今年は恒例行事が延期や中止になってるので季節感がつかめない事が多いです。

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目当ての革を注文するついでに展示品を見学させてもらったあとは、生徒さんに教えてもらったパンの名店で一個だけ残ってた生クリームコロネとバケットを購入、コロネは評判通りの美味しさでした。

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2020年10月26日 (月)

縫って縫って縫って

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今年もハロウィンの季節。

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ループを取り付けたベルトを、、、

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集中してひたすら縫います!余計な事を考えず、ただひたすら。。。

ベルトなどの長〜いモノや通常のウマに挿めない大きなモノにはこの大物用クランプがホントに便利です。

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2020年10月25日 (日)

ノブレッサでベルト

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奇麗に晴れ渡った週末、土日が連続で晴れたのは2ヶ月ぶりだそうです。。。

そんな秋晴れにベルトを製作します。

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使用する革は独・ノブレッサカーフ、裏には銀面を起毛させたナチョ台。

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裁断して目打ち、コバにカンナをあてて磨いてから縁ネンで仕上げます、バックルは"solid brass"の刻印が入ってるイタリア製。

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2020年10月23日 (金)

お手本先輩

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いつも素敵なフラワーアレンジメントを作ってくれる「花楽里」さん、お店の周年記念や誕生日に送ると例外なく皆さん喜んでくれるのでホント頼りになります。

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そんな「花楽里」さんから20周年のご挨拶とブロッコリースプラウトの種が届きました。

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一口に20周年と言っても20年続けるというのは大変な事です、ご夫婦の人柄とセンスがたくさんのお客さんに愛されてるからこそでしょうね。 otohaciも只今16年「花楽里」さんをお手本にこれからも精進します。  

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2020年10月20日 (火)

ブライドル入荷

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トーマスウエア社のブライドル入荷しました。

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ブルームに覆われて写真ではワイン以外の色味がはっきりしないですけど、手前から黒、ネイビー、ワイン、ダークブラウンになってます。

現在全色とも在庫充分です、製作・オーダーを考える際は是非ご検討ください。

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2020年10月19日 (月)

使いやすいが一番!

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生徒さんから見せてもらった”JAL”と”LOEWE”がコラボしたコインケース、10年以上前にノベルティーで貰ったらしいんですが何気に使いやすいです。柔らかい革なのでジッパーを引いて少しにぎり込むとパカッと口が開き中が丸見えに。

オリジナルの作品を作ろうとする時、ついつい色んな機能を盛り込んだり技術を見せつけたりしがちですが、引き算で考えてみる事も大切だなと改めて感じます。

以前どこかで聞いて耳に残ってる「最大の単純の中に芸術がある」という言葉を思い出しました。

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2020年10月17日 (土)

10月手縫い鞄教室・前編

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全ての行程を手縫いで仕立てるレザーベルト製作中、気の遠くなるような直線縫いとコバ磨き、集中を切らさずに完成まで頑張って下さい!

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ブライドルレザーのスリム長財布完成、黒とワインの色合わせがカッコいいですね、かなり精密な作業も丁寧に進められて渾身の作ですね。

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大人男子のセカンドバッグ完成、マチの仕立てと背ポケットを課題に進めました。思った通りの仕上がりでご満足ではないでしょうか!?お疲れさまでした。

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ブライドルのラウンドファスナー財布を製作中、ブライドルのグリーンの床面の色が鮮やかで好きとうい事で、あえて裏地を使わずにあえて床を表に見せる仕立てで進行中です、確かに表は深い緑ですけど床は鮮やかなんですよね〜。

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ラウンドファスナーの小さい財布完成。通常使いの財布とチョットしたお出かけ用の財布を使い分ける方も多い様ですね、スマートに使い分けてくださいね!

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晴れてさえいれば秋らしい清々しい天候なんですが、雨になると一転冬のような寒さになるこの頃、、、体調管理が難しいです。。。

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2020年10月16日 (金)

MONOMACHI・モノマチ

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知り合いの問屋さんや職人さんも参加してる毎年恒例の「モノマチ」、毎年色んなワークショップが開催されてますが、今年は全てオンラインで当初予定の5月から今月へ延期され開催になったようです。

通常の社会生活でさえ制限される状況下で、毎年の恒例イベントを中止せずに開催できるのは関係者の皆さんの努力の賜物だと思います、参加される方は是非楽しんで頂きたいですね。

 

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2020年10月15日 (木)

ワインに合う

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久しぶりに夜の「パリ食堂」、厚切りのパテカンに牡蠣のトマト煮と牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。

この料理がワインに良く合うんです、ランチだとワインが飲めないのがもどかしいんですが夜は存分に堪能しました。

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2020年10月11日 (日)

ラウンドファスナー長財布 完成!

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表胴は英/Thomas Ware & sons ブライドルレザー、内装には伊/Walpier ブッテーロを使用したラウンドファスナー財布完成です。

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シュリンクレザーでへり返し仕様の同型とはまた違った雰囲気に仕上がりました、ご注文の際のご参考にして下さい。

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2020年10月10日 (土)

ラウンドファスナー#6/縫い・引き手

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表・内胴を縫います、ひたすら縫います。表と内の目を正確に繋いで、これまでの段取り下準備が試されます。

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引き手の製作、負荷のかかる部分ですのでしっかりと補強芯を入れて作りましょう。

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完成です。

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2020年10月 9日 (金)

ラウンドファスナー#5/表・内胴貼り合わせ

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ファスナーの長さを調整して内胴に貼り合わせます、胴の裏に貼ってあるボンテックス芯をガイドにしながら一周グルッと。

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続いてそれを表胴と貼り合わせます、表と内胴の位置がずれない様に、合い印のキワに糸を出しておくと分りやすいですね。

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貼り合わせ完了!

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2020年10月 8日 (木)

ラウンドファスナー#4/表胴・目打ち

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ブライドルレザーの表胴を裁断、トコ面にはガイドラインを引き、

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表胴と内胴に目打ち、目数と位置を揃えてそれぞれに目打ちします。

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表胴の底(曲がる部分)にも曲げグセをつけながら革をあて、目打ちしてその部分だけ縫ってから、全体のコバを磨いておきます。

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2020年10月 5日 (月)

ラウンドファスナー#3/札・コインポケットまち

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次は札まちとコインポケットまちの仕立て、かなり薄く漉いてあるため上部はへり返して剛性を上げます。

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コインポケットの頭側にはセパレートのマチを、尻側には一体型のマチを貼り合わせ縫います。カードポケット面(内胴)と貼り合わせたら内装が完成。

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2020年10月 4日 (日)

ラウンドファスナー#2

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続いてコインポケットとカードポケット下段の仕立て、ファスナーの長さをを調整してコインポケットの開口部に取り付け、

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前回作ったカードポケットの台座と合体、カードの仕切りを縫い合わせます。

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さらに内胴を取り付けたらカードポケット面の完成です。

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2020年10月 3日 (土)

ラウンドファスナーの長財布製作します

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前回大幅に型紙を見直したラウンドファスナーはコバをへり返すパターンだったので、切り目磨きのパターンでも製作を始めます。

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カードポケットの上段・中段と台座を切り出し表に出るコバは磨き、中に入るコバは先端0漉きで厚みを抑えます。

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台座に上段・中段を貼り合わせておきます。

 

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2020年10月 1日 (木)

金木犀

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少しずつ秋も深まって来たこの頃、あちこちから金木犀の香りが流れてきます。空気も乾燥して花粉も飛ぶ季節、昨日とおとといはクシャミが止まりませんでした。

そして気付いたら今年も残すところあと3ヶ月、、、コロナに振り回された今年はなかった事に出来ないもんでしょうか。。。

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