12月手縫い鞄教室・後編
年末のお仕事が忙しい中、難しい底付けをサクサクとこなしてくれました。もうチョットで完成ですね、新年の愉しみが一つ増えました!
奇麗なグリーンの床面を見せたいという考えで、あえて裏地をつけずに仕立てたラウンドファスナー完成。繊細な行程に果敢に挑戦して頂きました、おめでとうございます。
イタリアO.C.S社の錠前を使ってブライドル一枚仕立てのブリーフケース進行中、この錠前はまだ定期的に入荷してた10数年前に仕入れたモノ、ロウが浮き出たレザーに真鍮の錠前が映えますね。
チョットお出かけ用のショルダーバッグ完成、自分の持ち物を基準に使いやすいサイズで自作できるのも教室ならではです、年末年始の散策にもご活用ください。
金継ぎがいい景色を醸し出してる安土桃山時代に作られたお皿の専用ケースを製作、ガタつきのないピッタリサイズできっとお皿も喜んでますよ。
キャンセル待ちで引き当てた高輪・松島屋の栗蒸し羊羹、やめられない止まらない芋けんぴ、皆さん大好きかりんとう饅頭、大人のパウンドケーキ、絶品のフォンダンショコラタルト、長野から届いた甘〜いリンゴ、そして泳げたい焼き君!たくさん差し入れありがとうございました。
今年は世界中が経験した事のないような不安定な生活を強いられた一年になりました、鞄教室も換気や消毒の対策を考えながら手探りでの開催になりました。まだまだ不安な日常は続きそうですが、革に向かって一心に作業する事が一時の気分転換になって頂けたら幸いです。
生徒さんがご自身で作った作品を愛用してるところを見ると、つくづく教室やってて良かったな〜と思います。
来年こそは皆さんや全世界にとって良い一年になるよう願っております。年明けには元気な姿で再会しましょう!本年も大変お世話になりました。
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