3年ぶりのワークショップ
視覚に障害のある方の支援活動や一緒に創作活動をしてる生徒さんからのお誘いで始めたレザーワークショップでしたが、コロナの影響で続編が開催できないまま3年が経ってしまいました。
「そろそろ再開してみましょうか?」「そろそろですね」と話し合ってこの度3年ぶりの開催になりました。しかし主催側の私達が作業の段取り等をだいぶ忘れてしまい、我々のリハビリも兼ねて協力して頂く事になりました。
専用のゲージを作って糸を通す目をハトメ抜きで空けてもらってます。どこの穴が貫通してない、穴の大きさが揃ってない、斜めになりそうだから気をつける、などと指で触って確認して修正してもらいます。
通常の糸や針よりも太いものを使用しますが縫う手順は本寸法の手縫で進めてもらいました、最初は針の通し順や抜き方で手こずるのですが、いったん慣れてしまうと皆さんでお喋りしながらスイスイと進めてしまうのでした。
前回もでしたがコバにヤスリをかけてスベスベにして布海苔で磨く工程は皆さん興味深いようで、ひと作業ごとに触感が変わることに驚いたり楽しんだりしてくれました。
こんな感じで物が作り上がる一通りの工程を体験して頂き、完成した時は「とても楽しかった」「また何かやりましょう」と感想をもらって私達も嬉しかったです。今後の課題として短い時間で完成する実用的なアイテムを増やしていく、スムーズに進めてもらうための段取りや専用の治具の準備、などまだ課題がありますがいろんな方に楽しんで体験してもらうことを目標に続けていこうと思います。やってる私も本当に楽しいワークショップです。
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