8月手縫いカバン教室

トートバッグ製作中、本体の縫製が完了し次は裏地を落とし込んでに合わせます。裏地はご自分で見つけたお気に入りを使います、乞うご期待。

基礎課題ですくい縫いと駒合わせ縫いの練習、すくい縫いは平目打ちの深さや左右の目の間隔、駒合わせ縫いも胴と底の目の深さと縫う時の菱キリの角度が重要です、頑張ってください。

漆の勉強もしてる生徒さんは革のトレイの床面に漆を塗ったレザー×漆のコラボ作品を製作中、革の柔軟性は残しつつ漆面は何度も磨き上げてピカピカに仕上げました、素晴らしい作品ですね。

ラウンドファスナー製作中、コインポケットとカードポケット下段の工程を進行中です。この辺りは革が何層にも重なるので厚みの調整や裁断、貼り合わせの精度が求められる所ですが順調に進んでます。

あのブランドのバッグを解体しバンブーハンドルを残して本体をリメイクしました、元のシルエットを参考にして革を選んだりマチ幅を広げたり使いやすさを考えながら仕立てました、お疲れ様でした。

新しく入会した生徒さんは道具の仕立て中、ヤスリをかけながら縁ネンを成形してもらってます。真っ直ぐに溝を掘ったりコンマ数ミリの調整は最初難しいですけど私も手伝いながら進めてもらっています。

マグネットフラップトートを製作中、細かくて何に使うかよくわからなかったパーツが少しづつ形になて徐々に完成形が見えてきました、もう一息です頑張ってください！

前面のファスナーポケットが仕上がりました、まだまだ先は長いですが着々と進んでる（様に見えます）。全体の流れを確認しながら慎重に進めてください。

プルプルジューシー伊豆みかんゼリー、みんな大好きままどおる、療養中の生徒さんからケーキの差し入れいただきました、八王子は銘菓天国、梅とかマスカットとかレモンとか体が欲します、チョコボールも面白いのやり始めた、秋の気配！北海道ポテト和栗や安納芋スイーツ、夏の疲れを癒してくれる甘味菓子などなど、いつもお気遣いありがとうございます。

猛暑にやられまくった8月もようやく終わりますが「何度やっても9月は夏」という言葉を忘れてはいけません。夏の疲れが出る頃ですがもう少しの間暑さと戦っていきましょう。9月も宜しくお願いします！

馬蹄型の治具

馬蹄型小銭入れの胴に入れる治具です、胴とマチを貼り合わせる時のガイドにしたり縫うときのアンコとして使います。これがあると無いとでは作業時の効率やストレスが全然違うんです、仕事を補助してくれる大切な道具です。

まずは床革を数枚貼り合わせてから成形します、マチの内側にぴったり収まる形、さらに胴の厚みは底部から開口部に向かって薄くなってるのでその傾斜に合わせ厚みも調整します。また開口部が狭く薄いためそのままの形では出し入れできません、2分割にして斜めにスライドさせて抜き差しできるようにしときます。この素材には硬いものは避けた方がいいと思います、それなりにしっかりしてるけど多少のクッション性のある素材、結局革が一番相性いいのです。

ブライドル / 馬蹄型コインケース

otohaciの馬蹄型は縦70mm×横80mmと若干横長に作ってます。ポケットに入れやすくて収まりやすいこと、蓋にコインを滑らせた時の見やすさ取り出しやすさを考えた上でのサイズ設計です。

お手にとってご覧ください。

馬蹄型製作中

ブライドルで馬蹄型コインケースを製作中。

縫い終わって蓋がスポッと閉じる瞬間が快感です。

残暑お見舞い申し上げます

時折の雨で少しは涼しくなるのかと思ったら、余計蒸し蒸しして息苦しくなってしまいます。しかし雨の後の空は真っ青で満開の百日紅の花をより美しく見せてくれます。

百日紅と同じような色ですがこの花がいい香りを放ってました。

コードバン / シューホーン

真鍮の靴べら芯をちょっと加工してから革を貼り合わせます、表はコードバンで裏はブライドルレザー、表裏それぞれの色を選んで組み合わせてもらえます。

小さなアイテムでもコードバンは存在感ありますね。コードバンの小物を身に纏う、ちょっとした贅沢です。

夏休み

帰省先の新潟は高気圧とフェーン現象の影響で連日の猛暑日、近くのゴルフ場では気温が45℃を記録したそうです。

盆踊りに行って、穂をつけ始めたコシヒカリの田んぼに囲まれ、夏野菜で身体を冷やして、地元名物へぎ蕎麦食べて休養十分です。

夏休みのお知らせ

 

つい最近昔のラジオのアーカイブを聞いてたら2007年は8月5日が当年初の猛暑日だったそうです、、、。それに比べ本年2023年は7月だけで猛暑日が13日間。にわかに信じられません、世の中どうなってしまったんでしょう？

otohaciは8月12〜16日まで夏休みをいただきます。

夏バテ、夏風邪、熱中症、コロナ等々お体ご自愛の上、夏を楽しみましょう。

L-zip フラグメントケース

定番のL-zipの変形型、L-zipより薄くてフラグメントケースより長くカード収納も多いタイプ。こんな仕様を望んでる人もいるはずと思い提案します。

外装：ヴォー・エプソン、内装：シェーブル。中にはコインポケット有り、外の片側はカードが4段＋マルチポケット、もう片側には交通系など頻繁に使うカード用のポケットが1つ。

ファスナーはL字に開く方が断然使いやすいし、コインポケットは浅めに設計してあるので取り出しが楽、マチなしの方が薄くスッキリしますが使いづらいので薄いマチをつけました。バッグの内ポケットやスーツの内ポケットに収まる多機能コンパクト財布です。

コードバン / 馬蹄型コインケース

久しぶりに馬蹄型のご依頼、コードバンとブライドルでいくつか作る予定です。私は最近マスキングテープの活用を覚えました、コードバンも特にotohaciで使ってる透明感のあるアニリン仕上げは作業時に細かな擦り傷がつく事があります、それを防ぐためマスキングシートで保護しながら進めてます。

飯田橋駅が近くなった

otohaciからJR飯田橋駅へのアクセスが格段に楽になりました。今までも交番の交差点から西口改札へ向かえば徒歩3〜4分と十分近かったのですが、そこをショートカットする出口ができたのです！これからは駅まで2分、約150mの距離です。こんなに駅近物件になるとは、移転10年にして嬉しい知らせです。

化粧ネン

教室で使う化粧ネン久しぶりに作りました。10本作るのに1日がかりの作業です、普段と違う力を使うので翌日はいつも指が変な筋肉痛になってしまいます。

教室で使ってもらうネンは私の考える基本形です、30年前の私はこの一本があれば全ての仕事に対応できると考えていました、でもオーダーメイドでいろんな作品を作るようになると一本では対応できないと感じました。それでそれぞれの場面に対応するネンをその都度作ってたら今では6本のネンを使い分けるようになってしまいました。

しかし教室で最初に使ってもらうネンは基本形です、基本の”キ”を知らねければ応用もできません、基本を理解すればあとは教室での経験を通してそれぞれの手に合う進化形を模索して貰えばいいと考えてます。

ネンの為、ネンのお話でした。

エプソン / フラグメントケース

今まではブッテーロやブライドルレザーが中心だったフラグメントケース、今回はエプソンで製作しました。

コインポケットと二つ折りの札がぴったり入る札入れ、背面側はカードポケットが3段にマルチポケットが1つ。スーツやYシャツの胸ポケットにも収まるコンパクト財布です。