この革を知ってる人はほとんどいないと思いますが、イタリアのタンニン鞣しなのにスコットランドって名前の革です。25年くらい前に問屋さんから「サンプルで取ったんだけど扱わないことになったから安価でどう?」と譲ってもらった一枚です。
ひび割れたような表面加工(実際は割れてない)が面白くて、仕事用に作ったB5サイズのシステム手帳は現在も愛用してます。20年以上使ってみるとひび割れた様に見えてた銀面は逆にスムースになって艶も出て、手にしっくり馴染む経年変化をたどってます。革は使ってみないと特徴が掴めないところもありますが、やっぱりしっかりしたタンナーの革は信頼できますね。