やってしまった。。。
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馬蹄型小銭入れの胴に入れる治具です、胴とマチを貼り合わせる時のガイドにしたり縫うときのアンコとして使います。これがあると無いとでは作業時の効率やストレスが全然違うんです、仕事を補助してくれる大切な道具です。
まずは床革を数枚貼り合わせてから成形します、マチの内側にぴったり収まる形、さらに胴の厚みは底部から開口部に向かって薄くなってるのでその傾斜に合わせ厚みも調整します。また開口部が狭く薄いためそのままの形では出し入れできません、2分割にして斜めにスライドさせて抜き差しできるようにしときます。この素材には硬いものは避けた方がいいと思います、それなりにしっかりしてるけど多少のクッション性のある素材、結局革が一番相性いいのです。
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教室で使う化粧ネン久しぶりに作りました。10本作るのに1日がかりの作業です、普段と違う力を使うので翌日はいつも指が変な筋肉痛になってしまいます。
教室で使ってもらうネンは私の考える基本形です、30年前の私はこの一本があれば全ての仕事に対応できると考えていました、でもオーダーメイドでいろんな作品を作るようになると一本では対応できないと感じました。それでそれぞれの場面に対応するネンをその都度作ってたら今では6本のネンを使い分けるようになってしまいました。
しかし教室で最初に使ってもらうネンは基本形です、基本の”キ”を知らねければ応用もできません、基本を理解すればあとは教室での経験を通してそれぞれの手に合う進化形を模索して貰えばいいと考えてます。
ネンの為、ネンのお話でした。
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今回も前回のリュックと同じく、仏・トリヨンを使用
まずは前胴の表に2段のファスナーポケットを配置、革の質感を活かしたイメージにしたいので金具が目立たないようにファスナーを隠すように仕立てました。
どさくさに紛れ背胴のベルトと抑えも完成、ハンドルはどこに付くんだ?
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